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代理出産に波紋が広がっています [ニュース]

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タイ人女性がオーストラリア人夫婦の代理出産の依頼を報酬110万円で受けたそうです。

タイ人女性は男の子と女の子の双子を妊娠しました。

しかし、七ヵ月後に男の子の方がダウン症だと言う事が発覚しました。

その時点で、オーストラリア人夫婦から中絶を言い渡されたそうですが、このタイ人女性は拒否をし、出産したそうです。

結果、女の子の方だけをオーストラリア人夫婦は引き取りましたが、ダウン症の男の子の引取りを拒否した為、このタイ人が男の子の方を引き取ったそうです。

この事が世界のメディアで取り上げられ、世界各国から2000万円近い寄付金があつまったと言います。

一部ではこの寄付金が狙いだったのでは?などという批判も出ているようです。

この代理出産の制度ができたおかげで、お腹の中で育てるのが難しいといった様々な問題を抱えた夫婦には希望の光である制度だと思います。

しかし、もし自分のお腹の中で育てられていたとしても、高齢出産となった場合、妊娠中に胎児を調べる事は今は当たり前で、結果で産む、産まないの判断をしている人もいると思いますし、それが人のお腹を借りた場合諦める選択をしてしまったので人でなしの様な見方になってしまったのではないかと思います。

今回のこの様なケースは本当に双方ともに難しい選択だったのではと思います。

このオーストラリア人夫婦の夫は実は過去に10歳未満の女の子にみだらな行為をしたとして、性犯罪歴があったといわれていて、この双子の女の子を引きわたしたくない、とタイ人女性が言っていたとも言われています。

もし依頼者が犯罪歴も無い夫婦で、自分のお腹の中で育てていた場合であれば、ダウン症である事がわかった時点で中絶を選んだとしていた場合、この様に波紋はひろがらなかったのでは?と思ってしまいます。

ダウン症であっても、本当に待ち望んでいた夫婦であれば、喜んで生まれる日を待つでしょうし、またダウン症であっても個性であるといえる人であれば生むことへの障害にはならないのかもしれません。

しかし、人を生み出し、人間という人格を作り出すという事は、軽い物ではないと思いますし、私はとても重いもので、簡単に結論がだせる事ではないと思います。

このタイ人の女性はたまたまオーストラリア人が引き取らないと言ったので引き取った事になりますが、もし、代理出産で、代理母の勝手な判断がまかり通るような状況になってしまえば、今後産んだ後に、渡したく無いというケースも出てくるかもしれませんし、今回のケースと全く逆で、妊娠中につわりが酷くて耐えられないから中絶したいと勝手に中絶してもそれが通ってしまうという事になりかねませんよね。

あくまで代理であり、依頼を受けた夫婦の意見が最優先ということになれば今回のケースはどちらが悪いという判断は難しい物になりそうですね。

今後の代理出産の制度に影響を与えていきそうですね。



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タグ:代理出産
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